低コスト作業道(四万十式林道)は、比較的簡便な施工と急峻地に適応出来る点が評価さ
れ全国的に利用され始めています。地形を変える事なく、植物への負担を軽減し、廃棄物
はゼロ。防災効果もある自然環境にやさしく、耐久性にすぐれた工法です。
施工に必要な機械装置は比較的簡易なもので、大幅に作設費が軽減され、間伐収穫と環境
保全も併せ持った作業道と言えます。
林道最大の敵、豪雨対策として、低コスト作業道でも水流や水溜りを作らない工夫をしま
す。雨水などが流れる「沢」の部分は、丸太や石を利用した「洗い越し(※1)」と呼ば
れる排水方法をとります。
グラップルで集材し、フォワーダ(2.8t積/幅1.4〜1.6)で運搬するとすれば、道幅は
2.5〜3.0mで対応可能です。

※1洗い越し(あらいごし)とは、川に橋を架けずに道路上を川が横切って渡る構造。






◎林道とは?
全幅員4〜5m以内で効率的な森林の整備、地域産業の振興を図る事を目的とした恒久的
な道をさします。災害復旧事業の対象となります。
◎作業道とは?
全幅員3m程度、林道と一体となって森林整備の促進を図る事を目的とした継続的に使用
される一時的な道をさします。設計速度は特に定められておりません。
◎作業路とは?
全幅員2〜3m程度、作業システムに対応し、森林整備の促進を図る事を目的とした一時
的な道をさします。(中には継続的に使用されるものもあります。)設計速度は特に定め
られておりません。